猫
猫界隈で知っている人も多いであろう、猫のお手入れグッズ「ファーミネーター」。いったい、どれほどすごいものなのか……。猫飼いがその魅力にせまります。
猫のお手入れグッズ「ファーミネーター」がすごすぎる
猫と暮らす人間にとって猫のブラッシングは必須ともいえるお手入れのひとつ。ブラッシンググッズもたくさん種類があるのですが、そのなかでもおすすめなのが「ファーミネーター」と呼ばれるお手入れグッズです。長く猫と暮らす猫飼いの先輩でもある友人も「ファーミネーターまじで最高だよね。これがないとブラッシングできない」というほどの実力を備えているのです。
ブラッシンググッズも1000円未満で購入できるものがあるなか、ファーミネーターは5000円を超える高価なお手入れグッズ。購入を迷った時期もあるのですが、猫暮らしの先輩友人がそこまでいうならば……ということで購入しました。
かなり有名なお手入れグッズなようで、SNSでフォローさせてもらっている猫ちゃんも使っている猫ちゃんが多いです。ちなみに犬用も発売されているので、犬と暮らす方で気になる方は調べてみてくださいね。
猫のお手入れグッズ「ファーミネーター」について解説
さて大活躍中のファーミネーターは実際どんなものなのか? 興味はあるけど、高いゆえに購入をためらっている方もいるかもしれないので、どんなものなのか、わかるように説明していきますね。
ファーミネーターはこんなもの1:先端は結構尖っている
ファーミネーターの先端は、結構尖ってます。どれぐらいかを表現してみたくて、試しにファーミネーターの先端を人間の腕にあててみたのですが、痛くないとは言い切れない。もしファーミネーターが床にころがっていて、それに気づかず踏んづけてしまったら間違いなく痛みで声が出るだろうなと思いました。これでイメージつきますでしょうか?(笑)。つまり、猫に対してもブラッシングする角度を間違えたり、力の入れ具合を間違えて先端が猫の皮膚に強く当たったら……と考えると猫へのブラッシングも加減も考えないといけませんね。
ファーミネーターはこんなもの2:毛をとるボタンがついている
ファーミネーターの上部にボタンが付いていて、取れた毛をボタン一つで外すことができます。あると意外に便利。ブラッシングの最中にこのボタンを活用しています。
ファーミネーターはこんなもの3:持ち手はグリップで滑り止め防止
持ち手の部分は全体的にグリップで覆われていて、滑りにくくなっています。実際の握り心地も、握りやすい形状になっているので使いやすくブラッシングもしやすいです。個人的には持ち手部分の長さもちょうどいいです!
ファーミネーターの威力を実際に試してみる!
実際に我が家の猫をブラッシングした写真です。こちらの写真ですが、ほぼ力を入れずに1回背中をさーっとブラッシングしただけです。写真でこの凄さ伝わるでしょうか……。ファーミネーターを使い始めた当初の話になりますが、簡単に大量の毛が取れてしまうので、猫の毛がなくなってしまうのではないかと心配になるほどでした。あまりに心配になり、ファーミネーターの公式ページを訪れてみると、ホームページ内の「よくある質問」のコーナーに、そんな飼い主の心配を解消してくれるQ&Aを発見しました。
ファーミネーターでブラッシングをしたら、驚くほどごっそり抜けました。抜けすぎて、禿げるのでは?と心配になりました。
出典:http://www.lhouse.jp/furminator/
飼い主が心配していた質問内容そのままですね(笑)。まるで飼い主が質問したのではないかと、錯覚をおこしそうになりますが、同じような不安を持った飼い主さんがいらっしゃったかと思うと、自分だけではないんだなと安心します。
ファーミネーターは、2~3週間後には抜け落ちる不要な毛だけをからめ取り、健康な毛を切ったり傷つけたりしません。安心してお使いください。
出典:http://www.lhouse.jp/furminator/
これを読んでホッとしたものです。きっと、我が家以外の猫飼いさんのお宅でも、この回答を読んでホッとされた方は多いことでしょう。
さて、1回5分でファーミネーターでブラッシングをすると、上のような写真の成果になります。ブラッシングすると、毎回雷様が降臨します(笑)。換毛期の時期だと、この写真の毛の量の1.5倍くらいはとれる日もあります。本当にすごいです!!
ファーミネーターを使ってみた感想
どうしてもっと早く買わなかったんだろう!!という気持ちです。高価なだけあって、とてもいいです! ブラッシングが苦手な猫なので、ファーミネーターでささっとブラッシングを済ますことができるようになったのは、猫にとっても飼い主にとってもメリットがあると感じます。我が家で暮らしている猫は長毛なので、お手入れしていても毛がからまってしまい、首元やお尻あたりに毛玉ができることもよくあるのですが、ファーミネーターを使い始めてから毛玉ができにくくなったような気がします。
ファーミネーター購入時の唯一の後悔
総じて購入してよかったのと思っているのですが、ひとつだけ後悔していることがあります。ファーミネーターにはサイズ展開があって、SサイズとLサイズが発売されています。我が家はSサイズを購入したのですが、Lサイズにすればよかったという後悔です。Sサイズにした理由はただひとつ。しょうもない理由です。それはSサイズとLサイズの値段差をケチってしまったからです。今思えば、ずっと使うお手入れグッズなのだから、迷わずにLサイズにすればよかったと思うのですが、Sサイズでもそれなりのお値段がしたので、出し渋ってしまったんですよね……。
本当に毛がよくとれるのでSサイズだとすぐにファーミネーターの先端から毛が溢れてしまいます。ずっと使うことを考えると1000円の差なんて払うべき金額だったと思いますし、ここだけは後悔していることですね。買い直すのは悔しいので、我が家はこのままSサイズを使い続けることになると思いますが、これから購入を検討されている方、特に長毛猫の飼い主さんにはLサイズがいいのではないかなーと個人的に思います。ちなみに模倣品も出回ったりしているらしいので、購入時には注意が必要です!