猫
厳しい暑さが続く夏……。「ただ座ってるだけでも暑いわ!」と思われる方も多いのではないでしょうか。夏の暑さ対策に“エアコン”がマストになってきましたが、気になるのが電気代。
お猫様ファーストを掲げる猫飼いが24時間エアコンをフル稼働した月の電気代を公開します!
猫飼い、2019年夏もエアコンに頼りになる
2019年夏。なかなか厳しい暑さでしたね……。9月中旬に差し掛かり、少しずつ秋らしさを感じ始め、夜はひんやりする時間帯も増えてきました。8月のうんざりする暑さも、今となっては懐かしくなりました。ですが、忘れないうちに、2019年・猫飼いの夏の振り返りをしておきたいと思います。猫飼いにとって、夏に一番悩ましいのが「猫の暑さ対策」です。かかりつけの獣医さんに聞いたところ、猫は人間のように体温調整がうまくできない生き物なのだとか。そのため、猫が過ごしやすい環境を整えてあげることはとても大切なんだとか。
さて、そんな我が家は猫と過ごす夏は4年目に突入。これまで、さまざまなひんやり猫グッズを投入していました。成功したものもあれば、もちろん失敗したものも。人生は何事もトライ&エラーの連続です。そんな猫飼いが2019年夏を乗り越えるにあたり、決めていたことは「余計な投資はしない」ということでした。これまでは、なにか課題を解決しようと思ったら、形から入るタイプの人間でしたが、シンプルな生活を意識してみようという、飼い主の気持ちの変化が反映された夏になりました。それもあってか、猫と暮らし始めて、初めて猫向けのひんやりグッズを買うことはありませんでした。グッズに頼らないということは、我が家にある既存のものを駆使して夏を越すということです。それはなんだったのかということをご説明したいと思います。答えは簡単です!
エアコンです!!!!(笑)
そうです、今年はエアコンオンリー(ときどき、手作りのちゅーるアイスを献上)で夏を超えることが可能だったのか、仮に超えられたとして電気代がどれくらいにだったのかを知りたくて、グッズを購入することを控えていたのです。
2019年夏を乗り越えた猫飼いの電気代とは?
簡単にはなりますが、家の間取りはこんな感じです。1LDKになっていて、リビングの角にエアコンが1基設置されています。リビングの隣が寝室になっており、リビングと寝室の間には引き戸の扉がありますが、この扉を閉めてしまうと、猫が部屋中を自由に行き来できなくなってしまうだけでなく、リビングのエアコンの風を寝室に送ることができなくなってしまうため、リビングと寝室を繋ぐ戸を閉めることはほとんどありません。逆にいえば、リビングのエアコンだけで寝室にも風を送ってもらう必要があるので、エアコンの負荷は少し高めなのかもしません。
2019年の夏を過ごした所感として、猛暑を感じた2018年ほど暑くなかった印象ではありましたが、それでも8月の上旬からエアコンはフル稼働。
■エアコンの種類:Panasonic(もともとついてるやつですが、多分まぁまぁいいやつ)
■エアコン稼働時間:24時間フル稼働
※ 電源を切ることは一切なく、24時間1ヶ月以上稼働してもらいました
■エアコン温度:冷房29℃
■契約している電力会社:東京電力
エアコンをフル稼働したおかげで人間は寝苦しさもなく、猫も暑そうにしている様子はなく、夏を超えることができました。……が、フル稼働をすると気になるのが「電気代」ですよね。あ、ちなみに、2018年の夏のエアコン稼働の記録もブログに残しているので、興味のある方はぜひ見てみてくださいね。
[2018年8月の電気代]24時間エアコンフル稼働! 猫飼いの夏のリアルな家計を公開
さて、先日2019年8月分の電気代がポストに投函されておりました。エアコンをフル稼働するようになってから、夏は電気代の明細を見るときはドキドキします。果たして、結果はだったのでしょうか!?
なんと、まさかの5,881円!!!! 2018年のときよりも2000円近くも安くなっている……これは驚き……。2018年のほうが、待機電力を気にしてコンセントをこまめに抜いたり、使っていない電気は消したりして気を使っていたつもりですが、それよりも遥かに安いとは……。こんなに安い夏の電気代も初めてかもしれません。
東京電力の明細書には、昨年同時期の電気使用料が印字されているんですが、昨年に比べて18%も減少していました。18%って結構すごい値ですよね。
あまりの安さにお猫様もご満悦のようでした!!
猫飼いが猫と夏を越して気づいたこと
実は飼い主自身が猫と暮らすまで、“エアコンは高い”“エアコンに頼ってはいけない”という先入観があって、夏場はエアコンに頼ることなく過ごす人間でした。猫がやってくるまでは夏は窓をフル全開、暑さに耐えきれないときだけ扇風機に頼る。こんな便利な世の中になっているのに、わりと昭和チックな方法で夏を越していました。猫と暮らすようになってから、猫にとって過ごしにくい夏を過ごさせるのは飼い主失格だと思い、お猫ファーストを目指し、さまざまな工夫をこらして本格的にエアコンに頼る生活を始めたのが2018年夏。そして2019年と夏もエアコンをフル稼働させた結果、ひとつの結論に達しました。
つべこべ言わずに夏はエアコンに助けてもらうということです(笑)
懸念していた電気代は、2018年も2019年も思ったほどの額ではありませんでした。猫もエアコンがついていることもあって、部屋の中で自由にのびのび過ごしています。もし、人間が寒いと感じるのであれば、パーカーを羽織ったり、靴下を履いて体温調整をすればいいだけ。世の中はどんどん便利になっていて、便利に頼りすぎるばかりもいいとは思いませんが、頑張りすぎたり、無理をしすぎることもよくないということにも気づいたのです。猫と暮らすまで、アンチエアコン派だった飼い主。そんな飼い主の考えをコロッと変えた愛猫の存在って、改めて本当にすごい存在だな、とも気づかれた2019年の夏でした。