猫
猫飼いのみなさん、カリカリーナっていうアイテムをご存じでしょうか。ソファの型をした爪研ぎなのですが、ラグジュアリーなデザインのため、猫が座っているだけで、“映える”といわれるアイテムです。ソファになるカリカリーナが有名ではありますが、実は他にも興味深いデザインのアイテムが揃っています。そのなかで猫飼いが注目したのが“カリカリーナCastello”とよばれる、ダンボールでできたキャットタワーです。
数ヶ月悩んで悩んで悩み抜いて、愛猫の誕生日のために購入した猫飼いが“カリカリーナCastello”の魅力を存分にお伝えします!
猫の爪研ぎグッズ「カリカリーナ」って?
猫がリラックスできるカーブを研究し、作られたという「カリカリーナ」。どんなこだわりを持って作られているのかは、公式のホームページをご確認いただければと思いますが、簡単にいうとこんな感じ。
- 「にゃん工学」に基づいて、猫にフィットするカタチを研究し作られている
- 爪研ぎもできるし、丸まって寝れるし、一石二鳥(猫)
- カタチだけでなく、材料にもこだわって作られている
出典:https://www.caricarina.com/about/
安価で購入できる爪研ぎと比べるとお値段は少ししますが、1000円台などで購入できる爪研ぎとは違い、強度のあるダンボールが使われているため、爪研ぎをしても削りカスがほとんど出ません。
我が家は遅ればせながら、2021年の愛猫の誕生日プレゼント購入の際にカリカリーナデビューをしたのですが、想像以上にラグジュアリーなデザインでかわいく、そして猫がめちゃくちゃ気に入ったため、カリカリーナのソファ続き、ソファに付属するスツールも購入し、さらにラグジュアリー度がアップしました。ちなみに、カリカリーナの良さは別の記事にも書いていますので、興味のある方は読んでみてください。
猫の爪とぎ「カリカリーナ」が最高すぎる……! 猫飼いを感動させた魅力に迫る!
スツールを購入した際に、同封されていたのがカリカリーナの商品カタログでした。カタログをサラッと覗いてみると、カリカリーナのキャットタワーがあることを知りました。据え置き対応の“カリカリーナCastello”と突っ張りタイプの“カリカリーナTorre e mezzo”の2種類も! ただ、どっちも高い……! 据え置きタイプのものでも諭吉さんが4名は消えていく値段……。でも、欲しい……! こうして猫飼いの新たな葛藤が始まるのです。
猫飼いが意を決して“カリカリーナCastello”を購入!
数ヶ月の葛藤を経て、愛猫の誕生日があったこともあり、思い切って“カリカリーナCastello”を購入することにしました。“カリカリーナTorre e mezzo”とも迷ったのですが、今住んでいる家は賃貸。万が一引っ越しをして、天井の高さが変わってしまうと使えなくなってしまうかもしれないというリスクを考え、据え置きタイプの“カリカリーナCastello”を購入することにしました。
ここでひとつ注意点が。“カリカリーナCastello”は、注文が入ってから製作に入る仕組みの模様です。注文して、即納!というわけではありませんので、誕生日などイベントを控えて注文をされたい方は、逆算して注文するようにしましょう。
我が家も納品まで注文から1週間ちょっとかかりました。そして、念願の“カリカリーナCastello”が届いたのです!
“カリカリーナCastello”はこうやって届く!
配達のお兄さんが2個口で荷物を持ってきてくれました。キャットタワーだけあって、モノは大きいですが、素材がダンボールということもあってか、重さはそこまで重くありません。そうなんです、“カリカリーナCastello”は届いたら、自分で最後の組み立てをしなくてはならないのです。
ダンボールの中に丁寧な組み立て説明書がついているし、組み立て自体も難しいことはありませんが、ボンドで組み立てるので、間違えると大変です。早く組み立てたい気持ちはわかりますが、しっかり説明書を読みましょうね。
“カリカリーナCastello”を組み立てる!
中を開けると、カリカリーナのパーツがキレイに収まっていて、ボンドや説明書が中に同封されています。手順のナンバリングもしてくれていて親切。
到着後に付属のボンドで上のタワーと下のタワーをくっつけるのがメイン作業です。どこらへんをくっつけるのかというと……
キャットタワーの最上部と、下と真ん中をくっつける作業です。同封されているボンドを使う&あらかじめ貼られている両面テープを剥がしてくっつけていきます。
ボンドの塗り方は好みでよいかと思いますが、あまりべったりつけすぎても、と思い、我が家は控えめ(?)にしました。
間違って組み立てないように、細かなアシストもされています。組み立てるパーツの部分には赤い三角のシールが貼られていたのですが、三角の先端が向き合うように組み立てられていれば間違いないということです。
猫も気になったようで、組み立てている最中にカリカリーナの周りをウロウロ……。もう少し待ってね。
キャットタワーを支える土台の部分は木材でできています。さりげない「caricarina」という焼き印がおしゃれさを感じます。
いざ! 完成しました! 荷物到着から組み立てまで15〜20分くらいでしょうか。女性ひとりでも簡単に組み立てることができましたが、力に自信のない方は、ダンボールから出すときに、重さを感じる方もいるかもしれません。心配な場合は、もうひとりいたほうが安心かもしれませんね。
それにしてもすごいです。土台以外、全部ダンボール! だけどカリカリーナのラグジュアリーな雰囲気満載です。中ももちろんダンボール! 猫にとっては夢のようなアイテムかもしれません。さらに真ん中には踊り場のような美しいスロープが……! 小さな小窓の造りも本当に美しい……。“ダンボールでできるだけなのに高いわ”って思っている方(ぶっちゃけ、届くまで我が家も30%くらい思っていました……)、このクオリティをみたら納得するのではないでしょうか。少なくとも、我が家は納得しました。これを作られている製作の方々、本当に細かい作業で大変だったと推察します。
“カリカリーナCastello”でくつろぐ猫が最高すぎる
さて、商品のクオリティに感動したのはよいものの、一番大事なことは猫が使ってくれるかということ……。猫が使ってくれなかったら、意味がなくなってしまうからです。購入して使ってくれなかった猫グッズが今までどれほどあったか……という思い出が脳裏をよぎります。とはいえ、組み立てている最中に、周りをウロウロしていたので、気になっていることは間違いないと思うのですが。さて、どうだったのでしょう。
やりました〜! 早速真ん中の中に入ってくれて、小窓からこんなかわいい顔を見せてくれました〜。なにこれ、最高すぎるんですけど(笑)。
最上階にも偉そうに鎮座。偉そうな表情が萌え〜(親バカ)。
かと思えば、最上階で気持ちよさそうに爆睡をしています。一番のお気に入りは、一番高い最上階のようで、ここでひとりでたたずんたりしています。
猫が真ん中の穴にいるときに、外からちょっかいを出してみたら、小窓から手を出してきました(笑)。はい、かわいい(親バカ)。
真ん中でのお昼寝が終わって、気持ち良さそうに出てきました。隣で人間がテレワークしているので、人間のデスクとキャットタワーを行ったり来たりして邪魔をすることもしばしばです。
夜は一番下の穴のなかで寝るのがお気に入りのようで、時間帯や気分によって滞在場所を変えています。夜はキャットタワーで寝てしまうことが多いため、人間の近くで寝てくれなくなってしまったことが唯一で最大の誤算ですが、そこまで気に入ってくれたのかと思うと、買ってよかったなぁとつくづく思うのです。
いつか終の住処が決まったら、突っ張りタイプの“カリカリーナTorre e mezzo”が欲しくなってしまったことはいうまでもありません(笑)。