猫
台風や地震などの自然災害。最近は大雨で土砂崩れなどの被害が出ることも多くなってきました。自然災害はいつ起こるかわからないからこそ、備えが大切です。猫飼いのみなさま、人間の防災対策だけでなく、猫の防災対策は忘れずにしていますか? 人間の防災対策と同じように猫の防災対策もしっかり準備しておきましょう。備えあれば憂いなし。自然災害はいつ、どのように起きるかわかりません。
猫飼いが実際に「こんな準備をしているよ!」というものをご紹介したいと思います。
猫飼いがおすすめする猫の防災対策グッズ
さて、猫飼いの我が家で準備している猫の防災対策グッズをご紹介します。万が一の場合に備えて、しっかり準備して、急なことが起きても慌てないようにしておきましょうね。
猫の防災対策グッズ 1:猫のご飯
人間にとってもご飯は必須ですが、それは猫にとっても同じこと! ドライフードをメインしていますが、最低でも3袋はストックしておくようにしています。ドライフードは賞味期限が比較的長いので、多めに在庫をストックしておいても困るものではないと思います。ぜひ多めにストックをしておくことをおすすめしたいと思います。ご飯の好き嫌いがある猫の場合は、フードが変わるだけでも大きなストレスになります。さらに、非常時とあれば、環境の変化で違うストレスがかかる場合も考えられます。せめて非常時でもいつものご飯を食べさせてあげられるようにしたいですよね。
猫の防災対策グッズ 2:ウェットフード
災害時に水が手に入らない可能性も考えて、水分含有量が多いウェットタイプのフードも用意しています。ウェットフードも色々ありますが、おすすめは「無一物」シリーズ。こちらは獣医師さんもおすすめしているウェットフードです。獣医師お墨付きなだけでなく、添加物が入っていないところも高ポイントのひとつ! 非常時にウェットフードを出しても食べてもらえなければ意味がないので、普段からときどきドライフードに無一物を乗せてるようにして、味に慣れてもらっています。
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猫の防災対策グッズ 3:おやつ(ちゅーるなど)
非常時に猫がどんな精神状態になるのかわかりませんし、ご飯がすぐにあげられる状態かどうかもわかりません。そんな場合に備えて、手軽にあげることができるおやつもストックしています。我が家の場合は、愛猫が愛してやまない「CIAOちゅーる」です。ちゅーるのいいところは、手を汚さずにあげられる上に、賞味期限も長いこと。長期保存が可能なので、日頃からストックがあるといいでしょう。いろんなフレーバーがあるので、猫の好みに合わせて選んであげましょう。
猫の防災対策グッズ 4:プラスチックの容器
ご飯やお水を入れる容器も準備しました。本当は普段使っている容器であげたいところなのですが、かさばってしまう上に、ガラスなので非常時は危険と判断。そのため、折りたたみの容器を購入しました。こちらは楽天で購入したのですが、写真で見るより使い勝手が良いです。ご飯用とお水用にそれぞれ1つずつ購入しましたが、かさばらないので、もう少しストックを持っていてもいいかな、と思いました。チェーンもついているので、バッグにつけることもできます。値段も高くないので手が出しやすいです。
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猫の防災対策グッズ 5:ポータブルケージ&トイレ
普段はケージを使っていないのですが、ポータブル用のケージは購入済みです。狭いと猫のストレスになってしまうかと思い、なるべく大きいものを……と探した結果、猫壱のポータブルケージとトイレのセットを購入しました。使わない時はコンパクトに折り畳みができるので猫用の防災袋に入れておくこともできるのでとても便利。
ケージにはネームカードを入れる場所もあるので、必要な情報はきちんとカードに書いておきましょう。細かいところも配慮されていて、とても素敵。トイレシートなども日頃からストックしておくと安心ですよ!
猫の防災対策グッズ 6:迷子札
非常時であっても愛猫と離れることはないと思っていますが、何が起きるかわからないのが災害というもの。万が一、猫とはぐれてしまうという最悪のケースを想定して、迷子札も作成しました。迷子札も探してみると、ネットでデザインがかわいいものがたくさん売られています。猫の名前だけでなく飼い主の連絡先を入れられるので、好みにあった迷子札を選んでみてもいいでしょう。
我が家は楽天でこちらの迷子札をオーダーしました。値段はリーズナブルなのに、札の色やフォントが選べます。裏には飼い主の名前と携帯番号を彫ってもらいました。とてもかわいくて、満足していますが、この迷子札を使うことがないように、と願うばかりです。
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猫の防災対策グッズ 7: ハーネス&リード
突然の避難などの際に猫が驚いて逃げ出したりしないように、ハーネスとリードも購入済みです。ハーネスもリードもネットで様々なデザインがあるので、好みのデザインや猫が嫌がらないデザインを選んで購入するのがいいですね。我が家は「Toto&Pal」のハーネスと同じデザインのリードをそれぞれ購入しました。
防災グッズを猫に慣らしておくことも忘れずに!
非常時のために防災グッズを揃えておいても、非常時に猫が嫌がったり、使ってくれなかったら、いくら非常時に備えて準備をしたところでまったく意味をなしません。猫自身に防災グッズに慣れておいてもらうことも重要です。
例えばこのポータブルケージ。サイズやフォルム的に猫が好きな居場所になりそうなことは想像できますが、きちんと対面しておいてもらおうと思い、試しに置いてみたところ。あっさりイン。これは飼い主の想像を超えて、大のお気に入りの隠れスポットになったようで、逆にケージを畳むタイミングを見失ってしまっています(笑)とはいえ、入ってくれることがわかったので、第一段階クリアといっていいでしょう。
余談ですが、このポータブルケージは大きさや使い勝手がいいので購入して正解だったのですが、飼い主的にひとつ懸念事項があります……実はケージを畳むのがめちゃくちゃ難しい……!
畳み方の動画も公開されているのですが、最初は動画を見てもうまく畳めず、非常に苦戦しました。災害時、動画が見れる環境にいないことも想定して、ケージをちゃんと畳めるように練習しておくことも必要だと感じました。
また、ケージ以外にも、普段首輪やハーネスをしない猫は、それらにも慣れさせておく必要があるでしょう。特にハーネスは室内飼いの猫だとつけるシチュエーションがないご家庭が多いかと思います。我が家もハーネスはいまだにハードルが高く、練習の日々です。まだまだ慣れるには時間がかかりそうですが、めげずに練習を続けていきたいと思います。つくづく、人間にも猫にも練習が必要なんだなと思います。続けることの大切さを実感します。